ホームページは作り方で決まる遅い・乗っ取られる・やめたら消えるを防ぐ選び方
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お店のホームページで避けたいことは、3つあります。開くのが遅くて、お客様に帰られること。乗っ取られて、お店の信用を失うこと。サービスをやめたら、サイトが消えること。この3つは、公開した後の努力ではなく、最初に何で作るかで、ほとんど決まります。
下の画像は、このページを載せている Umihana Lab のサイトを、Google の無料の道具で測った結果です。
あなたのお店のサイトも、頼もうとしている制作会社のサイトも、同じように測れます。測り方は、この記事の後半で紹介します。
ホームページの作り方には、どんな種類があるの?
大きく分けて3つです。WordPress、Wix・Studio・ペライチなどの作成ツール、コードでページを先に作っておく方式です。
- WordPress:世界のサイトの40.1%で使われている、いちばん広く使われている仕組みです。管理画面から記事を増やせます。
- 作成ツール:画面を見ながら、自分で文章や写真を変えられます。サーバーの管理は運営会社が受け持ちます。
- コードで先に作る方式:ページを先に全部作っておき、お客様には完成したページを届けるだけにする作り方です。「ジャムスタック」と呼ばれます。
3つを、冒頭の「避けたいこと」で比べると、こうなります。
| 開く速さ | △調整しだい | △会社しだい | ◎速い |
| 乗っ取り | △更新が必須 | ○会社が守る | ◎入口が少ない |
| やめるとき | ○引っ越せる | ×持ち出せない | ◎手元に残る |
| 自分で直す | ◎管理画面 | ◎画面で直す | ○手順書つき |
◎ とても良い ○ 良い △ 条件しだい × できない
どれにも良いところはあります。ただ、お店の案内が中心のホームページなら、速さ・安全・やめるとき、の3つで有利なのは、コードで先に作る方式です。理由を順に説明します。
開くのが遅いと、何が起きるの?
お店の中身を見てもらう前に、お客様が戻るボタンを押してしまいます。
スマホでお店を探して、開いたページがなかなか表示されない。待ちきれずに戻って、別のお店を開いたことはないでしょうか。写真や文章をどれだけ工夫しても、表示される前に帰られたら、何も伝わりません。
ホームページは設計がいちばん大事です。誰に、何を、どの順番で伝えるか。ただ、その設計を届けるには、まず速く開くことが前提になります。Google も、読み込みの速さを含む使いやすさを、検索で評価したいページの条件として挙げています。
遅くなる大きな理由は、ページをいつ作っているかです。
WordPress は多くの場合、お客様がページを開くたびに、保管庫から文章や写真を集めてページを組み立てます。コードで先に作る方式は、この組み立てを公開前に済ませておくので、開いたときには届けるだけです。
自分のサイトの速さは、どう測るの?
Google の無料の道具「PageSpeed Insights」に、サイトのアドレスを入れるだけです。スマホの「パフォーマンス」の点数は、次の3段階で示されます。
自社のサイトをどう作っているかは、制作会社の腕前を知るいちばん確かな手がかりです。制作会社を選ぶときの測り方は、最後に紹介します。
WordPress の何が危ないの?
追加機能(プラグイン)の弱点が、毎年1万件を超えて見つかっていることです。
WordPress は世界のサイトの4割で使われています。多く使われているぶん、狙われます。セキュリティ会社 Patchstack の調査では、2025年に WordPress の周りで見つかった弱点は次のとおりでした。
つまり、弱点が見つかってから1日以内に、直しておかないと危ない、ということです。お店を切り盛りしながら、毎日プラグインの更新を見張ることは、現実的ではありません。その見張りを頼めば、保守の費用が毎月かかり続けます。
乗っ取られると、お客様が店名で検索したときに、ブラウザが「危険なサイト」と警告を出すことがあります。そうなると、商品の良さを伝える以前に、お店の信用が傷つきます。
コードで先に作る方式は、公開しているサイトに管理画面もプラグインも置きません。置いていないものは、狙われようがありません。問い合わせフォームのように外とやりとりする部分は残るので、そこは別にきちんと守ります。
Wix・Studio・ペライチは、やめたらどうなるの?
サイトを持ち出せないので、別の会社に移るときは、一から作り直しになります。
作成ツールは、自分で画面を見ながら直せるのが魅力です。ただ、作ったサイトは、そのサービスの上でしか動きません。運営会社は、それぞれ次のように説明しています。
- Wix
- サイトは Wix のサーバーで動かす必要があり、他の場所へそのまま持ち出すことはできない。
- Studio
- 他のサービスへ移すために、サイトのデータを書き出す機能はない。
- ペライチ
- 作ったホームページを、他社のレンタルサーバーなどで使える形では渡していない。
自分のドメイン(お店のアドレス)を持っていても、サイトそのものを持っていけるわけではありません。何年も払い続けて育てたサイトでも、料金が上がったとき、条件が変わったとき、選べるのは「払い続ける」か「作り直す」かになります。お店の持ち物のようで、実際は借り物です。
コードで先に作る方式は、なぜ速くて安全なの?
お客様が来る前にページを完成させておき、届けるだけにするからです。
Umihana Lab は、次の3つの道具で作っています。
- Astro:ページを先に完成させる道具
- Tailwind:文字の大きさや色など、見た目を整える道具
- Cloudflare:完成したページを、お客様の近くの拠点から届ける仕組み
この作り方は、大きなサイトほど取り入れ始めています。世界のサイトを調べている Web Almanac によると、アクセスの多い上位1万サイトでは、1割以上がこの作り方か、これを一部に取り入れた形を使っていて、その数は1年で67%増えました。Astro を使うサイトは、2024年の1年間で3倍になっています。
弱点はないの?
あります。管理画面がないので、そのままでは自分で文章を直しにくいことです。
そこで Umihana Lab は、直し方を用意して納品します。
- お知らせ欄に、更新の仕組み(無料の microCMS、または AI と GitHub)を付ける
- お知らせを、自分でこまめに出したいお店に。
- AI を使って迷わず直せる手順書を付ける
- ときどき、文章や写真を自分で変えたいお店に。
- 継続支援の契約で、Umihana Lab が更新する
- 自分では触りたくないお店に。
もう1つの弱点は、毎日たくさんの商品を登録する通販サイトのような使い方には向かないことです。お店の案内、メニュー、料金、問い合わせが中心のホームページなら、困ることはありません。
頼む前に、何を確かめればいいの?
まず、自分で測ってください。頼もうとしている制作会社のサイトと、その会社が作った制作事例のサイトを、PageSpeed Insights のスマホで測ります。自社のサイトだけ点数が高く、制作事例が低い会社は、お客様のサイトにまで手が回っていない可能性があります。
点数を確かめたら、次の3つを聞いてみてください。
- 安全 管理画面やプラグインは、誰が、どのくらいの頻度で更新しますか?
- 毎月の費用 公開後に毎月かかるものは、何に、いくらですか?
- やめるとき 契約をやめても、サイト一式を受け取って使い続けられますか?
Umihana Lab の考え
ホームページは、公開した日が完成ではありません。お知らせを足し、写真を入れ替え、何年もかけて育てていくものです。だから Umihana Lab は、遅い・乗っ取られる・やめたら消える、の3つを、作り方の段階で防ぐことを何より大事にしています。
そのため、ホームページは Astro・Tailwind・Cloudflare で作るコードの方式だけで作っています。WordPress での制作はお受けしていません。
作ったサイトのコード一式は、ご希望があれば、残りの制作費のお支払い後にお渡しします。保守の契約はいつでもやめられ、やめた後もサイトはお客様の手元に残ります。サービスの終了や料金の改定で、サイトを失うことはありません。
相談から、制作、設定、使い方の説明まで、同じ担当者が受け持ちます。まずは、今のサイトを PageSpeed Insights で測ってみてください。その点数を見ながら相談していただくのが、いちばん話が早く進みます。


