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ホームページに問い合わせが来ないときは、止まっている場所から直す作り直す前に確かめる4つ

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この記事の目次
  1. まず、どこで止まっているか分かる?
  2. スマホで、読めて押せる?
  3. 何を頼める会社か、初めての人に伝わる?
  4. 入力する前に、面倒だと思われていない?
  5. どこから直せば、無駄がない?

ホームページはある。見られてもいるらしい。それでも、仕事の相談が増えない。

そうなると、広告を増やすか、全部作り直すかを考えがちです。でも、その前に確かめることがあります。来た人が、どこで止まっているかです。

問い合わせが届くまでには、4つの段階があります。ページに来る。窓口を開く。入力して送る。お店に届く。どこか1つで止まれば、相談は1件も来ません。そして、止まっている場所によって、直すものはまったく違います。人が来ていないのに文章を直しても、送れないフォームのまま広告を出しても、相談は増えません。

まず、どこで止まっているか分かる?

4つの段階を、別々に確かめます。

1か月の訪問から届いた相談までの例。サイトに来た1,000人のうち、サービスのページは420人(42%)、相談の窓口は60人(14%)、送信したのは12人(20%)、お店に届いたのは0件。送信は12件あるのに届いていない。最後で止まっていれば、アクセスを増やしても相談は来ない
図1 どの段階で止まっているかを、数で見る

「アクセスはある」と言っても、その中身は分かりません。採用情報を見に来た人、営業の売り込み、自社のスタッフが見ている分も入っています。仕事を頼みたい人が来ているとは限らないので、合計の数だけでは原因は決められません。

いちばん先に試すのは、4つ目です。自分のスマホから、テストだと分かる内容で1件送ってください。送った後の画面、お店に届くか、迷惑メールに入っていないか、返信できるか。ここで届かなければ、文章やデザインの前に、窓口を直します。フォームの設定が変わって、何か月も届いていなかった、ということは実際に起こります。

スマホで、読めて押せる?

画面に収まるだけでなく、読んで、料金を確かめて、窓口まで進めることです。

パソコンではきれいでも、スマホで見ると表の右側が切れている。電話番号が画像になっていて押せない。画面の下に出るボタンが、入力欄を隠している。お店の人がパソコンで管理していると、こうしたことに気づけません。

スマホで見たときによく起きる3つの例。1、表の右側が切れて金額が見えない。2、電話番号が画像で、押してもかからない。3、画面の下に出る「無料で相談する」ボタンが、入力欄を隠す
図2 パソコンで見ているだけでは気づかない

確かめ方は簡単です。そのサイトを見たことのない人に、スマホで次の3つを探してもらいます。

  1. 自分の困りごとを、この会社に頼めるか。
  2. どの地域まで来てくれて、料金は何で変わるか。
  3. 相談するには、どこを押せばいいか。

拡大しないと読めない、押し間違える、何度も前の画面に戻る。そこが直す場所です。

何を頼める会社か、初めての人に伝わる?

サービスの名前ではなく、頼める困りごと・範囲・料金の決まり方・相談した後の流れを書きます。

「地域密着の総合設備ソリューション」とだけ書かれていても、読んだ人は、自分のお店の水漏れを頼んでいいのか分かりません。

同じ会社の説明の比較。「地域密着の総合設備ソリューション」では何を頼めるか分からない。頼めることが分かる説明は、頼めること(店舗の水漏れ、給水・排水の不具合)、来てもらえる所(◯◯市と周辺)、最初のやり取り(症状を聞き、訪問の要否と費用の確かめ方を案内)を書く
図3 サービスの名前より、頼めることを書く

これなら、頼めることと、最初のやり取りが見えます。説明のための例なので、実際に受けている仕事と地域に置き換えてください。受けられない仕事も、近くに書きます。断る仕事が書いてあると、受ける仕事の説明が信じられるようになります。

料金
一律に出せない仕事なら、安い金額を大きく出すより、出張費・部品代・現地確認など、金額が変わる条件を書く。
よくある質問
「小さな修理だけでも頼めるか」「見積もりは無料か」など、実際に電話で聞かれていることから書く。
事例
仕上がりだけでなく、どんな状態から、なぜその方法を選んだか。載せるのは、お客様の了承をもらったものだけ。
相談した後
相談したらすぐ契約になるのか、見積もりを見てから決められるのか。

そして、説明を読み終えたところに、その仕事の相談窓口を置きます。「お問い合わせ」だけで迷うなら、「修理できるか相談する」のように、送る目的が分かる言葉にします。

入力する前に、面倒だと思われていない?

最初の返事に要る項目だけにして、要るものと、後でいいものを分けます。

入力欄を減らす前と後の例。前は、お名前、ふりがな、会社名、部署名、郵便番号、住所(番地まで)、電話番号、メール、予算、ご相談の内容の10項目。後は、お名前、返信先、地域(市町村まで)、ご相談の内容、予算・時期(任意)の5項目。入力を始めた人のうち送信まで進んだ人は、前が25%、後が55%
図4 最初の返事に使わない項目は、後で聞く

初めての相談で、部署名、郵便番号、番地まで、予算、導入の時期まで必ず入れさせると、まだ決めていない人はそこで止まります。項目の数に正解はありません。それぞれの項目を、最初の返事でいつ使うかで決めます。訪問できるかを判断するのに地域が要るなら、地域は聞きます。番地までは要りません。

間違えたときの表示も確かめます。「エラーがあります」だけでなく、どこをどう直すかが出るか。戻ったら入力が全部消えていないか。送り終わったことが分かるか。Webの決まりを作っている W3C も、要る情報だけを求め、うまくいったか・どう直すかを分かりやすく伝えることを勧めています。

窓口の近くには、守れる返信の目安、休みの日、入力した情報の扱いを書きます。

どこから直せば、無駄がない?

送れない・届かない不具合、頼めるか分からない説明、入力の手間、の順です。

止まっている場所に近いほうから直します。全部を作り直す必要があるとは限りません。相談が多そうな仕事のページを1つ選び、スマホで確かめて、説明と窓口を直す。それだけで変わることもあります。

直したら、直した日、直したところ、その後の相談の件数と中身を残します。見る人の少ないサイトでは、数件の差が大きく見えます。短い期間の増減だけで決めず、月ごとに並べて見ます。見方は「ホームページとGoogleマップの数字は、月1回、実際の相談と並べて見る」で説明しています。

まず、お店のことをよく知らない人に「この相談を送ってみて」と頼んでください。どこで迷ったかを聞けば、次に直す場所が分かります。

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